なぜ冬になるとクリスマス映画が見たくなるのか
街がイルミネーションで彩られ、どこからともなくクリスマスソングが聞こえてくる季節。
この時期になると、なぜか心が温まる映画を見たくなるものです。
それは単なる習慣ではなく、私たちの心が「つながり」や「愛」を求めているからかもしれません。
クリスマス映画には不思議な力があります。それは日常の喧騒を忘れさせ、大切な人との時間を見つめ直すきっかけを与えてくれること。
今年のクリスマスは、心に響く映画とともに過ごしてみませんか?
定番だけど何度見ても泣ける名作たち
『素晴らしき哉、人生!』(1946)
フランク・キャプラ監督の不朽の名作。公開から80年近く経った今でも、世界中で愛され続けています。
主人公ジョージ・ベイリーは、自分の人生に絶望し、クリスマスイブに橋から飛び降りようとします。
そこに現れた見習い天使クラレンスが、「もしあなたが生まれていなかったら」という世界を見せることで、ジョージは自分の存在の価値を知ることになります。
「一人の人間の人生がどれほど多くの人に影響を与えるか」
このテーマは、時代を超えて私たちの心に深く刺さります。自分なんていなくても…と思ったことがある人すべてに見てほしい作品です。
『ホーム・アローン』(1990)
家族に置き去りにされた8歳のケビンが、泥棒2人組から家を守るために奮闘するコメディの傑作。
マコーレー・カルキンの愛らしい演技と、練りに練られたブービートラップの数々は何度見ても笑えます。
しかしこの映画の本当の魅力は、コメディの裏に流れる「家族の絆」というテーマにあります。
一人で自由を満喫していたケビンが、次第に家族の大切さに気づいていく姿は、子供だけでなく大人の心にも響きます。
ロマンティックな気分に浸りたいなら
『ラブ・アクチュアリー』(2003)
ロンドンを舞台に、9つの愛の物語が交差するアンサンブル・ラブストーリー。
クリスマスまでの5週間を描いたこの作品は、「愛は実はどこにでもある(Love Actually Is All Around)」というメッセージを伝えています。
首相とお茶くみ係の恋、親友の妻への密やかな想い、言葉が通じなくても芽生える愛…
様々な形の愛が描かれることで、観る人それぞれが自分の「愛」を見つけることができます。
オープニングの空港シーンから、名曲に乗せたエンディングまで、とにかくロマンティック。恋人と見るのはもちろん、友人と見ても楽しめる一本です。
『めぐり逢えたら』(1993)
シアトルに住む男やもめの建築家と、東海岸に住む新聞記者の女性。
二人はラジオ番組をきっかけに運命の糸で結ばれていきます。
トム・ハンクスとメグ・ライアンの自然な演技、ノーラ・エフロン監督の繊細な脚本、そして『めぐり逢い』(1957)へのオマージュ。
「運命の人」を信じたくなる、そんな気持ちにさせてくれる作品です。
子供と一緒に楽しめるファミリー映画
『ポーラー・エクスプレス』(2004)
サンタクロースを信じなくなりかけた少年が、クリスマスイブに不思議な列車に乗り込み、北極点へと旅する物語。
トム・ハンクスが一人で6役を演じ分け、パフォーマンスキャプチャー技術を駆使した映像美は圧巻です。
**「信じることの力」**というテーマは、大人になった私たちにも大切なことを思い出させてくれます。
『グリンチ』(2000)
クリスマスが大嫌いな緑色の生き物グリンチが、村人たちのクリスマスを台無しにしようとする物語。
ジム・キャリーの怪演が光るこの作品は、笑いながらも最後には心が温まります。
グリンチがなぜクリスマスを嫌いになったのか。その答えを知るとき、私たちは「本当のクリスマスの意味」について考えさせられるのです。
クリスマス映画をもっと楽しむための3つのコツ
雰囲気づくりを大切に — 部屋を暗くして、キャンドルやイルミネーションを灯す。温かい飲み物を用意する。それだけで映画体験が格段に良くなります。
大切な人と一緒に見る — クリスマス映画は、一人で見るよりも誰かと一緒に見た方が心に残ります。笑いや涙を共有することで、映画の感動は倍増します。
毎年の恒例にする — 同じ映画を毎年見る楽しさがあります。映画自体は変わらなくても、自分自身が成長することで、毎年違う発見があるものです。
今年のクリスマス、あなたはどの映画と過ごしますか?
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