パピヨンの贈りもの
原題: Le Papillon
監督
出演
- クレール・ブアニッシュエルザ
- ナード・デューエルザの母
- フランソワーズ・ミショーウェイトレス
公開日
2002/12/18
レイティング
国
脚本家
キーワード
あらすじ
この物語は、都市でシングルマザー(イザベル)に育てられた少女エルサの話です。映画は、蝶を集める高齢男性(ジュリアン)が隣人に引っ越してくるところから始まります。エルサとイザベルは...…
ネタバレ・あらすじ
しかし管理人に子供を預かっている事を話に行っている間に、立入禁止と言い置いた部屋にエルザが入ってしまい、部屋の中で育てていた蝶が逃げ出しているのを見て、エルザをアパートから追い出した。
一緒に連れて行ってと頼むエルザに、他人の子供を何も告げず連れて行くのはまずいと思いつつも、文句を言わない事を条件に車に乗せた。
管理人にエルザを連れている事を告げようと電話をするも、入れ違いでエルザの母親が帰って来て娘の不在を心配して管理人に話をしている所だった。
誘拐を心配した母親は警察と一緒にジュリアンの部屋に入り、彼の携帯電話の位置で居場所を探ろうとしたが、エルザが携帯からチップを取り出してしまった後だった。
翌日、観察していた鹿が密猟者に撃たれ、悲しむエルザに死は一生の一部だと教えたジュリアンだったが、エルザの採った蝶を標本作製用の薬の入った瓶に入れようとすると、逆にミツリョウシャと言われてしまった。
ホームシックになったエルザを宥め、道なき道に迷いつつも、イザベルの飛ぶ場所に辿り着き、テントと誘蛾灯とシーツを設置したジュリアンは、蜜を吸わないイザベルは三日しか生きない蝶だという事や、発見者がスペイン人だったから女王の名前のイザベルをつけたと言う話をした。
そして夜も深くなり、眠ろうとすると、お話をしてとねだるエルザにシーツに手で様々な動物などの影をつくり物語を聞かせた。
夜、ジュリアンは自分の息子がうつ病で28歳で死んだ事、蝶を採ってくる事が息子の頼み事でイザベルを探して来てと言ったその息子が生きていれば同じ43歳かもしれない事などを話した。
末:二つのイザベル キャンプでイザベルを待つ夜、エルザは自分の母親がとても若く、恋と妊娠を同時にし、気づいた時には中絶をするには遅かったと言う話をした。
ジュリアンは牛飼いの家に助けを頼もうとしたが主人がおらず、警察へ駆け込むと、応じた警察官の所にジュリアンの指名手配写真が届いていた。
ジュリアンは誘拐の容疑で逮捕され、母親が到着したが、岩穴は大人が助けに入れるほど大きくなく、更に脆く危険だと言う事で手詰まりになりそうな時、牛飼い息子のセバスチアンが中に入りエルザを助けるのを手伝った。
後日、嫌疑が晴れ、釈放されたジュリアンは、母親失格だろうかと悩むエルザの母親に、自分が息子に言えなかった、愛していると言う言葉を伝えるように言った。
パピヨンの贈りもののレビュー・考察:気づかない事 エルザがイザベルというのは最後になって明かされるのだが、ジュリアンが蝶のイザベルを探していたように、エルザも母親のイザベルを探しているように物語が重なる。
長年、イザベルと言う夜行性の蝶を探しているジュリアン、彼の住むアパートの上の階に、とある母と娘が引っ越してきた。
ある日、鍵がなく母親も不在で家に入れずにいる娘のエルザを仕方なく家に招いた。
興味を持ったエルザが蝶がどうやって生まれるのか尋ねると、飼っているいる幼虫の事から教えた。
いざ、蝶を探しに遠出をしようと言うその時、母親と連絡がつかず、一人でいるエルザを見つけた。
やがて、二人は携帯電話の電波も届かない山奥までやって来た。
始めは話の噛み合わない二人が、会話に花を咲かせる頃、山小屋に着き他の登山客と共に夜を明かした。
その翌日、雨に降られた二人は、通りかかった近くの牛飼いの家に一晩滞在する事になった。
その日はちょうど、牛飼いの主人の誕生日で43歳になったと言う。
同じ頃エルザはこっそり母親へ電話をしたが、山奥の知らない家にいると言ったところで話を切ってしまい、母親はエルザが誘拐されたと信じ、テレビに出てエルザの情報提供を求めた。
その時ひときわ大きな蝶の影がシーツに映り、ジュリアンが見に行くとイザベルのメスだった。
しかし後からやって来たエルザがシーツを倒してしまい、蝶を逃ると、ジュリアンは怒ってあっちへ行けと言ってしまった。
翌朝、エルザが近くにいないことに気づいたジュリアンが探すと、岩穴に落ちたエルザが助けを呼んでいた。
エルザは日常に戻り、ただ、ジュリアンが飼っている幼虫の羽化する所を見ようと心待ちにしていた。
そしてとうとう一匹のさなぎが羽化する所に立ち会うと、それはイザベルだった。
その夜、空にイザベルを放ったエルザは母親の名前もイザベルなのだと明かした。
そして両者とも気づかないほど近くにいたと言う所は同じだが、母親のイザベルは娘に応えることができる。
引け目を感じていた母親イザベルが、娘に感情を向けるようになると言う意味でも最後の羽化のシーンは印象深い。