あらすじ

ギリシャ系アメリカ人オペラ歌手、マリア・カラスの生涯と芸術を、彼女自身の言葉で描いた親密なドキュメンタリー。…

ネタバレ・あらすじ

私は、マリアカラスの。

恩師はマリアが真面目な生徒で、出来ない事も次の授業にはマスターし、他の生徒たちの歌もよく聞き学んでいたと語った。

プリマとして活躍し、情熱的で時に感情的との言われたマリアは、その苛烈さゆえに、メトロポリタン劇場から解雇されてしまった。

しかし、マリアは旧態然とした劇場や演出、リハーサルが十分にされずに舞台に立ったことなど、劇場側の怠慢もあった事を明らかにした。

行く先々で歓待を受けつつもプライベートな時間も無く常に人に囲まれていた彼女にとって、自分の時間を過ごせる街だった。

周りにはタフだと思われていたと当時を振り返るマリアは、本当は繊細で、心身ともにうまくコントロールできない事があるのだと語った。

末:歌と共に生きたカラス オペラ歌手として生きるマリアは、かつて契約を解消したメトロポリタン劇場で再び歌う事になった。

マリアは舞台に立てない時は催し物を主催しつつ、歳を重ねてもなおオペラの舞台に立てるよう新規の歌い方を模索した。

婚にピリオドを打ち、マリアの元に帰ってくると、始めは迷っていたが、アパルトマンに入れ生活するようになった。

オナシスを看取ったマリアも数年後心臓発作でなくなるのだが、彼女は死の直前までオペラの舞台に立つことを目指して練習を欠かさすことは無かった。

私は、マリアカラスのレビュー・考察:マリア・カラス言う人 オペラ歌手として成功を収め、今なお愛され続けるその歌声。

それがいかにして作り上げられたか、歌手になるまでの努力や学びの姿勢に敬愛を称せずにはいられない。

成功者然としたマリア・カラスではなく、彼女がどのようにして、この道に進み、何を好み、スキャンダルの裏で何を思っていたのか、未完の自叙伝や恩師との手紙のやり取り垣間見えるのは、繊細で弱い所を隠さないマリアの姿だ。

マリア・カラスと言うオペラの代名詞ではなく、『マリア』という女性がオペラと共にどう生きたのかをこの作品は語ろうとしているように思う。

ギリシャにオリジンを持つマリア・カラスはNYで生まれ育った。

母は教育熱心で彼女にピアノを習わせスターになることを夢見ていた。

やがて二次大戦がはじまり、マリアとその家族はギリシャに移り住んだ。

そして歳をごまかして入学した音楽院で歌の才能を見出されたマリアは、生涯の恩師に出会った。

そして、マリアはオペラ歌手としてのキャリアを積み始める。

その一方で彼女は結婚して自分の子供を生み家庭を持つと言う夢を持っていた。

それが果たされなかったのは、母親と彼女の夫がオペラの世界にいる事を望んだからだった。

以降、マリアはヨーロッパの劇場で歌う事となる。

すでに名を馳せていた彼女が出演する舞台はいつも完売だった。

とある冬の公演を控えた日、マリアは滞在したホテルの寒さに気管支炎を起こし、声が出なくなってしまった。

応急処置をして舞台に立つも、その日は一幕で歌えなくなり、公演は中止された。

ローマでのこの一件で、マリアは酷いバッシングを受けた。

パリに移り住んだカラスは静かな生活を送った。

また、この頃マリアは海運で財を成したオナシスと出会い、互いに既婚者であるものの、愛を育んでいた。

全盛期よりも体力が落ちてしまっていたマリアは、パリでも一幕目で公演中止することがあった。

しかし、聴衆は彼女にブーイングではなく拍手を送った。

そんな折、オナシスがアメリカ大統領の娘と結婚したと言う事をマリアは新聞で知り、更に落ち込んだ。

彼女の帰還を喜ぶNY市民は劇場に詰めかけ、拍手で迎えた。

やがて、舞台ではなく、リサイタル形式で、世界ツアーを行った。

聴衆への感謝の言葉で作品は締めくくられる。

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