ホビット 決戦のゆくえ
原題: The Hobbit The Battle Of The Five Armies
監督
出演
- マーティン・フリーマンビルボ・バギンズ
- イアン・マッケランガンダルフ
- リチャード・アーミティッジトーリン・オーケンシールド
- オーランド・ブルームレゴラス
- ベネディクト・カンバーバッチサウロン
- イアン・ホルム年老いたビルボ・バギンズ
公開日
2014/12/17
レイティング
脚本家
キーワード
あらすじ
ホビットのビルボ・バギンズと仲間たちは、暗黒の勢力に山を奪われる前に、様々な敵と戦い、孤独の山を守らなければならない。…
ネタバレ・あらすじ
ホビット 決戦のゆくえ(第3部)の。
人々が逃げ惑うなか、果敢に立ち向かった弓の名手バルド(ルーク・エヴァンズ)壮絶な死闘の末にスマウグの唯一の弱点に矢を放ち、見事にスマウグを討ち取ります。
ドワーフたちはスマウグに勝利したことで喜び沸き立ちますが、ただ一人ドワーフの王子トーリン(リチャード・アーミティッジ)はその時既に“竜の病”に蝕まれており、黄金や財宝に目が眩んだトーリンは城の門を固く閉ざして誰一人入れようともしませんでした。
トーリンと共に冒険を生き残ってきたホビット族のビルボ(マーティン・フリーマン)はトーリンのあまりの変貌に戸惑いを隠せず、手に入れたドワーフの秘宝“アーケン石”を渡せずにいました。
その頃、闇のオーク族に捕らえられ幽閉されていた魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)は間一髪でガラドリエル(ケイト・ブランシェット)、サルマン(クリストファー・リー)、エルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)に救出され、闇のオーク軍団が進軍を開始したことを伝えるためエレボールへ急ぎます。
一方のエレボールでは、エルフの財宝を取り戻すため駆け付けたエルフの王スランドゥイル(リー・ペイス)が城の財宝の分け前を求めるバルドらエスガロスの人々と共に、トーリンに対して城の明け渡しを要求します。
そこへ駆け付けたガンダルフはオーク軍団の挙兵を知らせ必死の説得を試みますが、トーリンの従兄弟ダイン(ビリー・コノリー)率いる軍団がドワーフに加勢、遂にエルフ軍・人間軍とドワーフ軍の全面戦争が始まりました。
その時、混乱に乗じてアゾグ(マヌー・ベネット)率いるオークの大軍が巨大ミミズを引き連れてエレボールに侵攻、緊急事態にドワーフ軍・エレフ軍・人間軍は共闘して必死でエレボールを守ろうとしますが、圧倒的な戦力の前に苦戦を強いられます。
そんな凄惨な戦いを目の前にしてもトーリンは心を閉ざしたままでしたが、やがて自らの愚かさに気付き、ドワーフの王子としての誇りを取り戻し、遂に先陣を切って出陣、総大将のアゾグを討ち取るため一騎打ちを仕掛けるも罠にはまってしまい、アゾグの子ボルグ(ローレンス・マコール)率いる別動隊の攻撃の前に次々と旅の仲間たちが命を散らしていきました。
人間軍は老若男女問わず総力戦に打って出、タウリエル(エヴァンジェリン・リリー)やキーリ(エイダン・ターナー)、レゴラス(オーランド・ブルーム)も果敢にボルグに立ち向かいますが、キーリはボルグに殺害され、レゴラスはボルグを討ち取ります。
スランドゥイルは自らの愚かさを恥じて闇の森に戻り、レゴラスは闇の森に戻らずに旅立ち、タウリエルはキーリの死を悼み、バルドら人間はトーリンに弔意を表しました。
ようやく我が家に帰り着いたビルボは、自分が死んだものだと思われて家も競売にかけられていることを知り、本人証明として旅の仲間たちと交わした契約書を差し出します。
「ホビット 思いがけない冒険」「ホビット 竜に奪われた王国」「ホビット 決戦のゆくえ」「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」。
「ここまで墜ちるのか」と・・・・ 仲間に対して、あんな台詞が出てくるとは・・・トーリンの目的がいつしか摩り替わって行き・・・ 思ったのは「ここまで堕ちるのも欲の恐ろしさだよなぁ」と共感しっぱなしでした。
港町エスガロスは邪悪な竜スマウグ(声:ベネディクト・カンバーバッチ)に襲われ、町は火の海と化しました。
バルドは家財を失った人々を引き連れ、エレボールへ避難させます。
末 トーリンは氷の上でアゾグとの一騎打ちに挑みます。
壮絶な死闘の最中、獣人ビヨルン(ミカエル・パーシュブラント)やワシたちがドワーフらに助太刀し、形勢は一気に逆転します。
死闘の末にようやくアゾグを討ち取ったトーリンでしたが致命傷を負っており、駆け付けたビルボに真の友だと伝えると息を引き取りました。
ドワーフの王にはダインが即位すし、ビルボはドワーフの仲間たちに別れを告げ、ホビットの国へと帰っていきました。
1年1ヶ月ぶりに我が家に入ったビルボは、持ち帰った金の指輪を見つめていました。
60年後。
111歳の誕生日を迎えたビルボ(イアン・ホルム)の元にガンダルフが訪れ、誕生日を祝いました。
ビルボの自宅には、トーリンのものだった、はなれ山までの地図が飾られていました。
以上、映画ホビット 決戦のゆくえ(第3部)のあらすじと結末でした。
ホビットシリーズ・ロードオブザリングシリーズの。
2012年:。
「ホビット三部作」の締めくくりであると同時に、中つ国全体の話に幕を閉じる本作。
「何故3部作に分ける必要があったのか?
」この点が非常に気になっていました。
ですが、本作の途中で、その判断は正しいことに気が付きます。
そう、余りに壮大且つ、余りに濃密な人間ドラマが繰り広げられるためだったのです。
前作「竜に奪われた王国」はダークでしたが、本作「ホビット 決戦のゆくえ」は物凄い濃密なダークさが待ち受けています。
トーリンが何処までも墜ちていきます。
其の墜ち方に驚愕を通り越します。
まさかガラドリエルの奥方様の戦闘シーンがあるとは思いもしませんでした。
其のお姿も何とお美しいことか。
ケイト・ブランシェットの美貌がより際立っているシーンでした。
「ホビット 決戦のゆくえ」のキーポイントである「五軍の戦い」が物凄い壮大且つダイナミックに展開していきます。
原作のこのシーンをここまで素晴らしく仕上がっているとは、流石だなぁと思います。
そして物語は感動のラストに持って言ってくれます。
只の煽り文句ではなく、ファンなら感涙は必死のことと思います。
あの台詞に様々な思いがこめられているのですね。
本作で中つ国全体を語る物語はこの作品「ホビット 決戦のゆくえ」で完結します。
あまりに理想的な形に終るのです。
正に完璧な状態での幕引きの仕方でした。